ローン・キャッシングの申込みや審査について

記事一覧

利用するためには身分証明書は必須!ローンの申し込みに必要な書類

家を購入する場合、車を購入する場合などにローンを組むことがありますが、ローンを組むためには申し込みと審査が必須事項となっています。さらに申し込み時の書類の不備、皆さんの就業状態や収入などによっては申し込みをしても審査に通ることができない場合もあるので、あらかじめ注意が必要となります。特に必要な書類の不備は十分に気をつけておかなければなりません。ここではローンの申し込みに必要な書類について見ていきたいと思います。

まずローンサービスを利用する本人の確認を行うため、身分証明書が必要となります。身分証明書は運転免許証や健康保険証、パスポートなどがありますが、ローンを申し込むためには身分証明書のコピーを提出することが必須となっています。氏名や住所といった個人情報、顔写真が分かるようにコピーし提出してください。身分証明書は利用者である皆さんを特定するために必要なものですので、必ず用意しておきましょう。

またローンの申し込みには、身分証明書の他にも皆さんの就業状態や収入を確認することになっています。給与明細書、源泉徴収票、確定申告書、税額通知書、所得証明書といった書類の写しを提出することで、皆さんの就業状態や収入について確認することができます。給与明細書は直近2ヶ月のもの、賞与(ボーナス)がある場合は賞与明細書も必要となりますので、申し込み前にしっかりチェックしておきましょう。

一般的なローンサービスの申し込みには以上の書類の提出が必須です。ただし、ローンサービスの内容によっては他にも書類が必要な場合がありますので、あらかじめ確認しておくようにしましょう。例えば、住宅ローンの場合は住宅購入に関する書類も提出しなければなりませんから、土地や建物の登記簿謄本、様々な契約書、印鑑証明書、住民票といった書類も用意しておいてください。住民票については家族全員のものを用意しましょう。
(⇒家の購入に利用できる「住宅ローン」

このように、ローンを、組むためには様々な書類が必要となりますが申し込み時の書類の準備に疑問点や不安な点があれば、ローンサービスを利用する金融機関側に相談してみることをおすすめします。

そして書類を提出後、本審査に通ることができた場合にはローンを組むことができますが、ローンの利用は必ず返済することを前提としていますので、利用時にはあらかじめ返済計画を立てておかなければなりません。毎月決まった返済額を支払えなくなる恐れがある、返済が滞ってしまう不安があるなど、計画的に利用できないような場合は、ローンサービスの利用は避けておいた方が良いでしょう。

返済計画を立てることは金融機関側のためでもありますが、利用者である皆さんのためでもあるものです。無計画にローンを組んでも、計画的に返済できないことに対して皆さん自身が困るだけですから、どのようなローンサービスを利用する際にもしっかり計画性を持つよう心がけましょう。

不動産、預金、有価証券など「有担保ローン」に利用できる担保の種類

無担保ローンと有担保ローンの違い

銀行や消費者金融で扱われているキャッシングローンの多くは「無担保」で借り入れができるローンサービスです。無担保ということで担保や保証人がない場合でも融資を受けることができる、非常に便利なサービスとなっています。例えば、車を購入する際に組む「自動車ローン」や、新居を建てるために利用する「住宅ローン」などが代表的となりますが、このようなローンサービスは利用者である皆さんの就業状態や収入、他のローンの利用状況などから判断し、審査に通ることができればローンを組むことが可能となっています。

しかし「有担保ローン」の場合は、上記のような無担保で借り入れができる場合とは異なり、担保を必要とするローンサービスですので、担保となるものがなければ利用することができません。ここでは有担保ローンについて詳しく見ていくことにしましょう。

有担保ローンに利用できる担保とは

一般的に有担保ローンでは「物件担保」が必要となっています。物件担保の種類としては、不動産、預金、有価証券、債権、受取手形などが挙げられます。特に不動産は代表的な担保の一つで、不動産を担保にして借り入れを行なうことができる「不動産担保ローン」というサービスを扱っている金融機関も存在しています。不動産物件を担保にする、つまり皆さんの家などを担保にすることで借り入れを行なうことができるというわけです。

このようなことから、有担保ローンは無担保で借りられるローンサービスに比べて借り入れ金額が大きく、金利も低いことが魅力となっています。それだけにリスクが大きいサービスでもありますが、高額な融資を必要としている皆さんにはとてもおすすめのローンサービスです。ただ担保に対する評価は大変厳しくなっているため、場合によっては有担保ローンを組めないこともあるのであらかじめ理解しておきましょう。

また、有担保ローンは資金用途も自由とされている場合がほとんどであるため、皆さんそれぞれの使い道をすることが可能となっています。このような点は多目的に利用できる「フリーローン」と同様な特徴ですが、担保をつけている有担保ローンの方が圧倒的に融資額は大きいため、必要としている金額が高額である場合はフリーローンよりも有担保ローンを利用した方が良いでしょう。

安易にローンを組むことは避けて

ただし、高額の融資が受けられるからといって安易な気持ちで有担保ローンを組むことは絶対に避けてください。先ほども説明したようにリスクが高いことも有担保ローンの特徴です。金融機関からの融資額は、皆さんの不動産や預金、有価証券などを担保に出していることで借りることができているお金ですから、皆さんの担保が元になっていることを忘れないようにしましょう。

無担保ローンを利用する場合も有担保ローンを利用する場合も、必ず返済できる金額だけを借りることを心がけ、決して無理な返済計画を立てないよう注意し、しっかり自制心を持ってローンサービスを利用するようにしましょう。

海外旅行先でも使える!便利な「海外キャッシング」の申込みと審査

何かと便利な「クレジットカード」は皆さんも何枚か持っていることかと思います。限度額内であれば高額の買い物からちょっとした買い物まで使うことができるため、買い物は全てカードで済ませているという皆さんも多いのではないでしょうか?このようなクレジットカードには、買い物に利用できる「ショッピング枠」のみが設けられていることが基本ですが、申込みの際にはクレジットカードに「キャッシング枠」を設けることも可能となっています。

つまり、クレジットカードを使ってカード会社からお金を借りることができるというわけですね。もちろんショッピング枠と同様、限度額内のみのキャッシングとなりますから、利用の際は自制心を持つことが大切です。どんなにお金を借りても結局返済するのは皆さん自身ですので、節度を持ってキャッシング枠を利用するように注意してください。

クレジットカードの「海外キャッシング」

このようなクレジットカードのキャッシングサービスには、国内はもちろん海外でも利用できるサービスが提供されています。皆さんは「海外キャッシング」と呼ばれるサービスをご存知でしょうか?海外旅行に行った時などに急にお金が必要になった場合、クレジットカードを使ってお金を借りることができる特徴を持っているのが、この海外キャッシングサービスです。

海外旅行に行く際には十分にお金を持っていくものの、どうしてもその場で現金が必要となることもありますよね。海外キャッシングサービスはそんな時に役立ってくれるので、海外旅行に行く際にはぜひ海外キャッシングを利用してみてください。

利用方法としては、現地にカード会社のATMが設置されている場合はATMを利用することによって現地通貨でキャッシングすることができますし、もしATMがない場合でも、銀行の窓口で「キャッシュアドバンスプリーズ」と伝えることで、キャッシングサービスを利用することが可能です。もし海外旅行先でお金が必要となった場合には、自分のクレジットカードを使って現地の通貨をキャッシングしてみると良いでしょう。

キャッシング枠の限度額には十分な注意を

では、海外キャッシングを利用するためにはどのような申込みを行なえば良いのでしょうか?まず皆さんのクレジットカードでキャッシング枠を利用できる状態にしてあることが前提ですので、カード申込みの際にキャッシング枠を設ける旨を記入し、審査に通ることができれば海外キャッシングサービスを利用することができます。

国内でのキャッシングサービスはカードのキャッシング枠を利用することになりますが、海外キャッシングサービスも同様にキャッシング枠を利用してお金を借りることになります。もしキャッシング枠の限度額が足りなくなっていた場合は、海外でも利用することができなくなってしまいますので、十分に注意しておきましょう。または、キャッシング枠の限度額を一時的に増やすことも可能です。限度額を増やしたい場合はまずカード会社に相談してみると良いでしょう。

結婚していることを隠せる?ローンの申込みには家族構成の情報も必要

金融機関のローンサービスに申し込む際には、皆さんの様々な個人情報が必要となります。どのような仕事に就いているか、どの程度の収入があるか、勤続年数はどの程度かなど、ローンの返済をしっかり行なえるかどうかの確認を取るために皆さんは金融機関側に個人情報を伝えることになります。

もちろん虚偽の情報でローンを申し込むということなどはできませんし、仕事に関する情報では職場に連絡がいく場合もありますから、もし職場にバレずにローンを組みたいような場合はあらかじめ注意しておきましょう。また、ローンサービスを申し込むためには皆さんの家族構成についての情報も必要となっています。

家族構成は正しい情報を記入して

一般的にローンサービスの申込み書には家族構成を記入する欄があるため、家族の情報についてはその欄に記入することになりますが、この情報が直接的に審査の対象となるようなことはありません。審査対象となるのはあくまでもローンを組む本人ですから、皆さん以外の家族の収入や就業状態によってローンの審査に通れなくなる、ということはないので安心してください。

ただし、家族構成についても虚偽の情報は記入しないようしましょう。例えば結婚して配偶者がいるにもかかわらず、結婚していることを隠してローンサービスの審査を受けるなど、虚偽の情報でローンを組もうとすることは絶対にやめてください。結婚していてもしていなくても、ローンサービスを利用できるかどうかは皆さんの収入や就業状態、利用者としての信用性に関わっています。

ローンを組むためには配偶者の有無よりも、収入や就業状態の信用性や返済できるかどうかの確実性が重要とされていますので、わざわざ結婚を隠す必要はないというわけです。

専業主婦の借り入れは夫の許可が必要

しかし、中には「夫に内緒で借り入れをしたい」という主婦の皆さんも多く見られています。夫には知られないようにお金を借りたい、という場合には結婚をしていることを隠して申込みをしようと思っている皆さんもいるかもしれませんが、これは虚偽の情報を金融機関に申込むことになってしまいますので絶対にやめておきましょう。

それ以前に専業主婦の場合は、配偶者の許可がなければローンを組むことができないようになっています。専業主婦は安定した収入を得ていないため、金融機関側は返済に対する支払い能力がないと判断します。ローンサービスは確実に返済できる状態であるかどうか、といった点から利用者を審査することになりますので、返済できる状態ではない専業主婦の場合は簡単にお金を借りることはできないのです。

夫に連帯保証人になってもらうとか、夫名義でお金を借りることは可能ですが、専業主婦である皆さん本人だけの力でローンサービスを利用することは難しいので、あらかじめ理解しておくようにしましょう。稀に「主婦でも借り入れできる!」といった広告の消費者金融も見られますが、このような消費者金融は悪徳業者である恐れが非常に高いので、絶対に利用しないでください。
(⇒消費者金融の甘い宣伝文句に惑わされないで

複数の金融機関からの借り入れはローン審査の際に信用を失うことが

銀行だけではなく消費者金融からも借り入れをしている、複数の消費者金融から借り入れをしている、という皆さんはいませんか?このように複数の金融機関のローンサービスを利用している場合、借り入れの際に審査に通りにくいことが考えられます。

既に複数の金融機関からお金を借りている場合、完済をする前にまた他の金融機関からお金を借りてしまうとなると、これは利用者である皆さんの信用問題になります。重要なローンを組む時に限って信用を失うことになってしまいますので、あらかじめ注意しておくようにしましょう。

既に銀行のローンで借り入れがある場合

銀行のローンサービスを利用してお金を借りていた場合、他の金融機関を利用するためには既に銀行で借り入れがあることをしっかり伝えておくことが必要となります。ローンサービス申込みの際に記入する欄がありますから、借り入れがある事実を必ず記入するようにしてください。

もし他の金融機関で借り入れがある事実を隠しても、ローンを組むための個人情報は金融機関側が調べることですぐに分かってしまいます。まずは正直に借り入れがあることを伝えて、その後の金融機関側の審査結果を待つようにしましょう。

既に借り入れがある場合でも、借り入れ額や返済状態によっては他の金融機関でローンサービスを利用することができることもありますし、皆さんの就業状態や収入によって返済できる確実性があるならば、ローンを組むことも可能となっています。ただし、これが銀行ではなく消費者金融を利用してお金を借りていた場合となると、金融機関側の対応は異なってきますので気をつけておきましょう。

消費者金融への返済中は要注意

銀行のローンサービスは比較的審査が厳しいため、複数の借り入れがないような場合でも審査に通ることができないケースも少なくありません。確実に返済できる収入ではないとか、アルバイトやパートなど就業状態が不安定であるとか、様々な条件から銀行のローンサービスを利用できないこともあるのです。

さらに消費者金融を利用していた、今現在消費者金融を利用している、となると金銭面に対する不信感を抱かれることになってしまうため、銀行のローンサービスの審査に通ることはなかなか難しくなってきます。審査が銀行に比べて甘く、金利も高いことが消費者金融の特徴であることから、審査に簡単に通ることができても返済が追いつかず、支払いが滞ってしまう利用者が多く見られています。

もちろん消費者金融を利用していてもしっかり完済できていれば問題ありませんが、今現在も消費者金融を利用していて返済中である場合は、銀行のローンサービスに申し込んでも審査に通ることは難しいでしょう。

また、銀行ではなく他の消費者金融に申し込むことは可能であるケースはあります。しかし、通常は審査に通すことは少ないですし、あまりにも審査が甘い消費者金融は大変危険です。悪徳金融業者やヤミ金融の恐れがありますので、利用しないよう十分に注意してください。

自己破産の経験がある場合は次にローンを組むまで10年待って

「ローンを組む」ということは簡単に言えば「借金をする」ということと同意義です。金融機関のローンサービスを利用してお金を借りているわけですので、ローンを組んでいる状態は言わば金融機関に借金をしている状態です。こうしたローンサービスを利用するためには、借金をしっかり返すことができる金銭的な余裕がまず必要ですし、返済するためのお金を稼ぐことも必要となります。

基本的に定職に就いていない、安定した収入がない、という場合はローンサービスを利用することができませんので、無職者や仕事をしていない学生、主婦などの皆さんはローンを組むことは大変難しくなっています。また、以前に自己破産を経験したことがある皆さんも、簡単にローンを組むことはできないことが現状です。

自己破産経験がある場合のローン

自己破産の経験がある場合は、様々な面での金銭的なトラブルが大きく関係していることから、ローンを組むこと、つまり金融機関に借金をすることはまず有り得ません。自己破産直後はもちろん、最低でも10年程度はローンサービスを利用することは不可能であると考えられています。

これは金銭的なトラブルがあったことを記録として残している専門機関の情報が10年程度は消えずに残っていることが大きく影響しています。自己破産経験がある皆さんのことは記録としてしっかり残ってしまっているので、皆さんが銀行などの金融機関が提供しているローンサービスを利用しようとしても、「過去に自己破産したことがある」という情報がすぐに分かってしまうというわけです。

そのため自己破産経験がある場合は、次のローンを組むまで最低でも10年は待たなければなりません。人によっては10年以上経ってもローンを組めないこともありますから、これまでに自己破産をした経験がある皆さんはローンを組む際には十分注意しておきましょう。

家族にもしっかり話しておくように

以上のように、自己破産をした経験がある場合は10年程度待たなければ次のローンを組むことはできない場合がほどんどですので、もし独身の時に自己破産をした経験があり、数年経って結婚をして家族ができたような場合には、自己破産経験がある事実はしっかり家族にも伝えておかなければなりません。

例えば、家族と一緒に住む家を購入するために住宅ローンを組むことになったらどうでしょうか?自己破産経験があることでローンを組めないことも考えられますし、隠していた事実がローンを組むことで家族に全てバレてしまうこともあります。以前に自己破産した経験があることはなかなか話せることではありませんが、家族ができると住宅ローンだけではなく自動車ローンや子供の教育ローンなど、様々なローンを組む機会が増えていきます。

家族を大切に思うならば実際にローンを組むことになる前にしっかりと自己破産経験について話しておくこと、家族と安心してローンを組める状態になるまでコツコツお金を貯めていくことを胸に留めておいてください。

働いていない・収入がない学生がローンに申し込みするためには

車を買いたい、バイクを買いたい、ギターを買いたいなど、欲しいものがあるけれど高額の場合は購入を少しためらってしまうことがありますよね。特に学生の皆さんは多く経験していることかと思いますが、高額な買い物をする時に利用できる金融機関のローンサービスは、学生でも利用することはできるのでしょうか?

支払い能力がある場合は借り入れできることも

学生は基本的に学業を専門としているため、仕事をしていません。就業していないことに伴って収入もありませんが、高校生や大学生になるとアルバイトを始める学生もだんだんと増えていきます。社会人として働いている人に比べれば収入は少ないものの、自分のお小遣いを稼ぐことはできるようになりますから、アルバイトをして貯めたお金で欲しいものを買ったり、友人と遊んだりする学生はたくさん見られていますよね。

このようにある程度の収入がある場合、金融機関によっては支払い能力があると判断し、ローンを組むことができるケースもあります。もちろん借り入れ限度額はアルバイトの収入に見合ったものになりますが、返済することが可能な金額ならばローンサービスを利用して金融機関から借りることができるのです。
(⇒それぞれ異なる借り入れ限度額

簡単にお金を貸す消費者金融は利用しないで

しかし、同じ学生でもアルバイトをしておらず、収入がないような場合はローンを組むことは難しいでしょう。これは成人していても同様に言えることなのですが、無職者や失業者など定職に就いていない、安定した収入がない、といった状態ではローンを組むことができない場合がほとんどとなっています。定職に就いていなければ安定した収入はありませんし、収入がなければ借りたお金を返すこともできません。無職者や失業者も同様に、ローンサービスを利用することはできないのです。

特に審査が厳しい銀行ローンでは、支払い能力がない利用者にお金を貸すことは一切ありません。ただ消費者金融によっては定職に就いていない場合でもローンを組めることがありますが、支払い能力がない利用者に対して簡単にお金を貸すような消費者金融を利用することはやめておきましょう。

返済できる余裕のない利用者でも簡単に借り入れできてしまうような消費者金融は、異常なまでの高金利で借り入れをさせる悪徳業者である恐れが考えられます。ヤミ金融などとも関わっていることもありますから、「無職でも借り入れ可能!」などといった広告を出している消費者金融は絶対に利用しないでください。

未成年は連帯保証人が必要

このように、アルバイトをしていない学生や無職者、失業者の場合は金融機関のローンサービスを利用することができませんが、「連帯保証人」をつけることでローンを組むことができる場合もあります。もちろんローンを組むための目的にもよりますが、車を購入する場合の「自動車ローン」などは、本人が学生でも親が保証人になってローンを組むことが可能となっています。これは学生である以前に未成年者である場合も同様に連帯保証人が必要です。あらかじめ注意しておきましょう。

金融機関によってはローン申込み時に職場への在籍確認がある場合も

皆さんがローンサービスを利用する際には、審査を受けなければなりません。ローン審査は金融機関側が利用者である皆さんに融資を行なっても良いか判断するためのものですので、審査に通ることができない限りローンを組むことはできないようになっています。そしてローン審査を受けるためには各金融機関に申込みを行なうことになりますが、ローンサービスへの申込みについては様々な注意点があります。ここでは申込み時の注意点についていくつか見ておくことにしましょう。

ローンサービスの返済シミュレーション

まず1つ目は「シミュレーション」です。ローンサービスの利用において最も重要なことは、返済計画をしっかり立てておくことになります。無計画のまま融資を受け、計画的に返済することができないとなると、ローンサービス利用者としての皆さんの信頼性は低くなり、今後ローンサービスを利用することができなくなってしまう恐れもあります。金融機関から借りたお金を返済期日までに返すことができない場合は、返済トラブルの事故情報として記録されることになりますので、あらかじめ注意しておきましょう。

返済計画を立てることは返済トラブルを防ぐことにも繋がりますので、まずは申込み時にローン返済のシミュレーションを行なっておくことをおすすめします。各金融機関では皆さんの借り入れ額や収入から利息、手数料、返済期間、総返済額などを算出できるシミュレーションを試すことができますから、ローンサービスに申込む前にはシミュレーションで試算しておきましょう。

実際の総返済額とシミュレーションでの試算では細かい部分が異なってくることもありますが、大体の総返済額は算出することが可能です。前もっていくつかの金融機関でシミュレーションをしておき、自分に合ったサービスを受けられる金融機関を選ぶようにしましょう。

職場への在籍確認がある場合も

2つ目は、ローンの申込み時に行なわれることがある「職場への在籍確認」です。金融機関によっては確認が行なわれない場合もありますが、皆さんが在籍している職場へ本人確認のため連絡される場合があるので、在籍確認についてもあらかじめ理解した上でローンサービスを利用するようにしましょう。

勤続年数や収入は皆さんのローンサービスの利用に大きく影響しているものですし、申込み時の情報に虚偽がないかどうかもしっかりチェックしておかなければならないところでもあります。虚偽の情報で申込みした場合は審査に通ることはできません。個人情報はもちろん、職場に関する情報についても必ず真実だけを伝えるようにしましょう。

ローンサービスを利用する上ではこのような注意点に気をつけておく必要がありますので、安全にサービスを利用するためにも申込みの際には皆さんそれぞれ注意しておいてください。また、安全性の高い金融機関を見極めることも大切です。金利や審査などサービス内容についても十分に気をつけるよう、心がけてくださいね。

無職者や失業者は審査に通らない?定職に就いていない主婦も要注意

近年では銀行をはじめ、様々な消費者金融などでもキャッシングローンを組むことができるようになっています。キャッシングローンのサービスを利用することで支払いの負担を減らすことができるので、高額の買い物をする場合にはとても便利なものとなっています。

人によっては「キャッシングローンを組むことは恥ずかしい・・・」と感じてしまうこともあるかと思いますが、キャッシングローンを組んで支払うことは決して恥ずかしいことではありませんし、正しく利用すれば問題はありません。ただし、場合によっては申し込みの際の審査に通ることができず、キャッシングローンを組むことができないケースもあるため、あらかじめ注意しておくようにしましょう。

無職者や失業者のキャッシングローン

まず、現在無職である皆さん、失業中である皆さんの場合は、キャッシングローンを組むことは非常に難しく、審査に通ることができないケースがほとんどです。稀に「無職者や失業者でもローンを組める」という消費者金融もありますが、このような消費者金融を利用することは大変危険です。

キャッシングローンの利用には、利用者の支払い能力が大きく関わっていますが、無職者や失業者の場合は安定した収入がないことから支払い能力がない、と判断されます。無職者や失業者であることは審査を受ける段階でこのように判断されるため、キャッシングローンを組むことができないのです。

しかし、ヤミ金融や悪徳金融業者の場合は無職者や失業者でも借り入れ可能としていることがほとんどです。支払い能力がないにもかかわらず、高い金利で借り入れをさせてしまうようなことが実際に見られています。審査が異常に甘く、金利が異常に高いような消費者金融は悪徳業者である恐れが考えられますので、絶対に利用しないようにしましょう。特にキャッシングローンを初めて利用する皆さん、主婦など女性の皆さんは十分に注意してください。

専業主婦をターゲットにした悪徳業者に注意

最近では主婦の皆さんをターゲットにした悪徳消費者金融も増えてきています。働いている主婦の皆さんの場合、収入や就業状態によっては銀行のローンサービスが利用できないことがあります。そのような場合には消費者金融でキャッシングローンを組むことを考える人も多いかと思いますが、消費者金融も非常に様々なので、選び方に注意しなければ悪徳業者と関わってしまう恐れがあります。

さらに専業主婦の皆さんの場合はより注意が必要です。定職に就いておらず収入もない状態の主婦に対して、審査にすぐ通してしまい、簡単にお金を貸すような消費者金融は絶対に利用しないでください。専業主婦がローンを組むためには、通常配偶者の許可が必要となっています。支払い能力がない利用者には借り入れを行わないことが普通ですので、少しでもおかしいと思ったら専門機関に相談しましょう。

パートで働いている主婦の皆さんも専業主婦の皆さんも、悪徳業者の甘い言葉に惑わされないよう気をつけてくださいね。

状況によっては連帯保証人が必要、アルバイトやパートのローン審査

基本的にローンは連帯保証人不要で組めることが多く、本人の手続きのみでサービスを利用できてしまうことがほとんどです。しかし、場合によっては連帯保証人を必要となることもあるのであらかじめ注意しておきましょう。ここでは連帯保証人が必要となるケースの一つである、アルバイトやパートで働いている皆さんのローンについて見ていくことにしましょう。

アルバイトやパートのローン審査

正社員ではなくアルバイトやパートとして働いている皆さんはとても多いかと思いますが、ローンサービスを利用する上ではやはり正社員に比べて審査に通りにくいことがあります。アルバイトやパートとして働いている場合、もちろん収入はありますし、収入から見てローンの支払いが十分可能であることも考えられます。

そのような皆さんは特に問題なくローンを組めることもありますが、アルバイトやパートという雇用形態が影響してサービスを利用できないこともあるため、ローンサービスを利用する際には、収入だけではなく雇用についても目を向けておかなければならないのです。

正社員は雇用も安定していますが、アルバイトやパートはいつ仕事を辞めてもおかしくない状態と判断されることも少なくありません。特にアルバイトやパートとして仕事に就いて間もない状態では、ローンを組むことは大変難しくなっています。皆さんの就業状態は、ローンを確実に支払うことができるかどうかを判断するための重要なポイントです。

仕事に就いてからまだあまり月日が経っていないような場合は、利用者としての信頼性が薄いと見られてしまうので、審査に通りにくいことが考えられます。さらに雇用がアルバイトやパートとなると、より審査に通ることが難しくなってしまうため、利用者本人だけではローンを組むことが不可能であることも珍しくありません。そこで必要となるのが、連帯保証人というわけです。

連帯保証品をつけてローンを組む方法も

連帯保証人は、利用者が何らかの理由によってローンを返済をできなくなってしまった場合に支払いを肩代わりする立場です。アルバイトやパートでの雇用は、いつ本人が仕事を辞めてもおかしくない状態、または仕事を辞めさせられてもおかしくない状態と判断されることから、ローンを組んでもしっかり支払ってもらうことができるか、という確実性が非常に低くなっています。

ローンサービスを提供している金融機関側もタダでお金を貸しているわけではありませんから、確実に返済してもらえる利用者かどうかを審査し、借り入れを行っても良いか判断しているのです。もし審査で問題がある場合は、ローンサービスを利用するためには連帯保証人をつけなければならない旨を金融機関側から指示されます。連帯保証人をつければローンを組むことができますし、連帯保証人をつけられない場合はローンを組むことができません。

アルバイトやパートで働いている皆さんは、こうした連帯保証人に関する問題についてもよく理解した上でローンサービスを利用するようにしましょう。

1 2 >