審査時には返済比率も加味されます

年収は?頭金は幾ら用意できる?返済比率は?そんな厳しい審査の話

住宅ローンやマイカーローンを組む場合、銀行・信用金庫などの金融機関から融資を受ける事になります。その際、審査にパスする事が必要となります。一生の中で最も高額な買い物と言える住宅ローンを組む場合、年収、他に融資を受けていないか、受けている場合、その金額は幾らなのかと同時に、返済比率も重要視されます。

返済比率は、(住宅ローンの年間返済額+その他の年間返済額)÷年収の計算式で弾き出されます。例えば、住宅ローンの年間返済額が70万円、年収500万円の場合、返済比率は14%となります。実情は、住宅ローンの他にマイカーローンなどを組んでいるケースがほとんどですので、返済比率はより高くなります。

上記の条件プラス、マイカーローンの年間返済額が50万円の場合、返済比率は24%となります。住宅ローンの月々の返済額が8万円の場合、年間返済額は96万円、マイカーローンの年間返済額が60万円の場合、返済比率は31.2%となり、審査でパス可能な返済比率はほぼ、30~35%に設定している金融機関がほとんどですので、この位の借り入れ額が、審査をパス出来る上限となります。

また、住宅ローンを組む際には、自己資金、即ち頭金を用意出来なければ審査をパス出来ない事も、稀にではありますが、有り得ます。通常、住宅の購入価格の20%程度の頭金が必要とされています。2500万円の住宅を購入する場合、500万円の頭金を用意出来れば、審査に落ちる事は、まず有り得ません。

マイカーローンの場合は、カーディーラーと提携しているクレジットカード発行会社を利用すると、金利は若干高く設定されますが、審査は緩くなり、まず、審査に落ちる事はありません。銀行などの金融機関から借り入れる場合は、金利は低めとなりますが、審査は厳しくなり、審査落ちのケースも、稀にではありますが有り得ます。

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