住宅ローンを滞納してしまったら・・・一括返済を求められる場合も
各金融機関では様々なローンサービスが提供されています。住宅ローンもその一つで、新居を購入する場合にはとても便利なサービスとなっています。新築住宅、中古住宅、新築・中古マンションの購入にも利用できますし、改築や増築に併せた「リフォームローン」を扱っている金融機関もあります。住居の購入は大変高額となるため、こうした住宅ローンを利用することで支払いの際に負担を軽減されることができるのです。
高額な住宅の購入額を一括で支払うことは非常に難しく、分割して支払っていくことが普通です。住宅ローンを組むことで毎月一定の金額を支払いながら完済していくことが可能となりますので、これから住居の購入を考えている皆さんは家族のライフプランに合った住宅ローンを選んで利用してみてください。
住宅ローンを滞納してしまった場合
住宅ローンを組む際にはまず返済計画を立てておくことを心がけましょう。返済プランと皆さんのライフプランは深く関係していますので、収入や仕事の状況に見合った返済額を毎月支払っていくよう計画することが重要となっています。無理のあるプランを立てると住宅ローンを滞納してしまう恐れもありますから、必ず無理のない返済計画を立てておくようにしてください。もし住宅ローンを滞納してしまった場合には、一括返済を求められるケースもありますのであらかじめ注意してきましょう。
一般的に住宅ローンを3ヶ月以上滞納した場合、皆さんがローンを組んだ金融機関側から一括返済を求められ、返済できない場合は住宅を競売に掛けられてしまいます。つまり、皆さんの住宅が「不良債権」となってしまいますので、このような最悪なケースを避けるためにもまずは滞納しないように努めることから考えていきましょう。
住宅ローンは決してすぐに支払えるような金額ではなく、10年以上かけて完済する場合がほとんどです。この10年という長い期間の中で確実にローンを支払うことができるのか、ローンが支払えなくなる恐れはあるのかなど、返済できなくなった場合のこともしっかり考えた上で住宅ローンを組むことが大切です。毎月分割して支払っていくのであれば、ひと月の返済額を無理のない範囲に抑えておくことも必要ですし、住宅の購入額についても身の丈に合ったものを選ぶ必要があります。
あらかじめ滞納することを防ぐ
住宅ローンに限らず、ローンを組む際にはこうした基本的なことから考えていかなければなりませんので、これから住宅ローンを組むことを考えている皆さんは、今一度自分や家族などの状況をしっかり判断し、先を見据えてからローンの利用を決めるようにしてください。
近年では住宅ローン返済に関するシミュレーションも簡単に行なえることができますし、金融機関にも相談することで自分に合った住宅ローンを選ぶことも可能です。住宅ローンの滞納をあらかじめ防ぐためにも、まずは住宅ローンを組む際の注意点をしっかり見つめ、本当に住宅ローンを組むべきかよく考えてみるようにしましょう。