学生がローンに申込みするためには

働いていない・収入がない学生がローンに申し込みするためには

車を買いたい、バイクを買いたい、ギターを買いたいなど、欲しいものがあるけれど高額の場合は購入を少しためらってしまうことがありますよね。特に学生の皆さんは多く経験していることかと思いますが、高額な買い物をする時に利用できる金融機関のローンサービスは、学生でも利用することはできるのでしょうか?

支払い能力がある場合は借り入れできることも

学生は基本的に学業を専門としているため、仕事をしていません。就業していないことに伴って収入もありませんが、高校生や大学生になるとアルバイトを始める学生もだんだんと増えていきます。社会人として働いている人に比べれば収入は少ないものの、自分のお小遣いを稼ぐことはできるようになりますから、アルバイトをして貯めたお金で欲しいものを買ったり、友人と遊んだりする学生はたくさん見られていますよね。

このようにある程度の収入がある場合、金融機関によっては支払い能力があると判断し、ローンを組むことができるケースもあります。もちろん借り入れ限度額はアルバイトの収入に見合ったものになりますが、返済することが可能な金額ならばローンサービスを利用して金融機関から借りることができるのです。
(⇒それぞれ異なる借り入れ限度額

簡単にお金を貸す消費者金融は利用しないで

しかし、同じ学生でもアルバイトをしておらず、収入がないような場合はローンを組むことは難しいでしょう。これは成人していても同様に言えることなのですが、無職者や失業者など定職に就いていない、安定した収入がない、といった状態ではローンを組むことができない場合がほとんどとなっています。定職に就いていなければ安定した収入はありませんし、収入がなければ借りたお金を返すこともできません。無職者や失業者も同様に、ローンサービスを利用することはできないのです。

特に審査が厳しい銀行ローンでは、支払い能力がない利用者にお金を貸すことは一切ありません。ただ消費者金融によっては定職に就いていない場合でもローンを組めることがありますが、支払い能力がない利用者に対して簡単にお金を貸すような消費者金融を利用することはやめておきましょう。

返済できる余裕のない利用者でも簡単に借り入れできてしまうような消費者金融は、異常なまでの高金利で借り入れをさせる悪徳業者である恐れが考えられます。ヤミ金融などとも関わっていることもありますから、「無職でも借り入れ可能!」などといった広告を出している消費者金融は絶対に利用しないでください。

未成年は連帯保証人が必要

このように、アルバイトをしていない学生や無職者、失業者の場合は金融機関のローンサービスを利用することができませんが、「連帯保証人」をつけることでローンを組むことができる場合もあります。もちろんローンを組むための目的にもよりますが、車を購入する場合の「自動車ローン」などは、本人が学生でも親が保証人になってローンを組むことが可能となっています。これは学生である以前に未成年者である場合も同様に連帯保証人が必要です。あらかじめ注意しておきましょう。

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