ローンの利用に保証人が必要な場合

キャッシングローンの利用に保証人が必要な場合・必要ではない場合

銀行をはじめとした金融機関では、様々なキャッシングローンサービスを利用することができます。キャッシングローンは家や車など高額な買い物をする時には非常に便利なものですし、近年では「ブライダルローン」や「トラベルローン」といったように、挙式や旅行の費用に充てるためのローンサービスも多く展開されています。

しかし、ローンを組むためにはまず申込みや審査などの手続きを行なわなければなりません。申込み後の審査によって金融機関から融資が受けられるかどうかが決まるわけですが、場合によっては申込みの際に「保証人」が必要となる場合あります。

連帯保証人が必要な場合・必要ではない場合

一般的にキャッシングローンを組む場合は保証人を必要としていません。担保不要・保証人不要というタイプのキャッシングローンがほとんどなので、保証人なしでローンを組むことができます。新しく家を建てる際には「住宅ローン」を組む人が多いですが、住宅ローンを組む場合も保証人なしのローンとしている金融機関が多く見られています。

同様に車を購入する際に利用できる「自動車ローン」なども保証人をつける必要がない場合がほとんどです。しかし、自動車ローンを組む本人が未成年者である場合もありますよね。高校を卒業して新しく車を買うことになったなど、未成年者が乗る車のローンを組む場合は、連帯保証人が必要となりますのであらかじめ注意しておきましょう。

未成年であるだけではなく、学生である場合も同様です。学生が利用できる「学生ローン」は、未成年者でもアルバイトで収入を得ていることでローンを組むことが可能となっていますが、自動車ローンの場合は未成年者や学生の場合でも連帯保証人が必要となります。つまりはしっかり返済ができる状況でなければ金融機関からお金を借りることはできないため、収入の少ない未成年者や学生の場合は連帯保証人がいなければローンを組むことができない、というわけです。

連帯保証人をつけることは金融機関側への信頼を得るためでもありますので、未成年者や学生の皆さんはあらかじめよく確認の上でローンを組むことを考えてください。

成人していても保証人が必要となることも

以上のように未成年者や学生がローンを組む場合は連帯保証人が必要となる場合がありますが、成人している場合でも保証人がいなければローンを組めないこともあります。例えば、アルバイトやパートなどで安定した収入を得ることができていない場合は、連帯保証人をつけなければローンを組むことができない、という場合もあるのであらかじめ注意しておきましょう。
(⇒アルバイトやパートで働いている場合のローン

アルバイトやパートで働いていても十分な収入があれば問題ないのですが、毎月安定した収入がなくいつ職を失ってもおかしくないような状態では、お金を貸す側である金融機関から見れば信頼性が薄い利用者と見られてしまいます。本人が借りたお金をしっかり返済できるかどうかを保証するための「連帯保証人」ですので、保証人になる皆さんも責任を持つようにしましょう。

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