アルバイトやパート、契約社員のローン

アルバイトやパート、契約社員でもローンを組める場合・組めない場合

様々な金融機関で行なわれているローンサービスは、誰でも利用できるようなものではありません。ローンを組むためにはまず審査を受けなければなりませんし、その審査に通ることができなければローンを組むことはできないのです。一般的に定職に就いていること、安定した収入があることなどが審査に通る条件となっていますが、職場に1年以上勤務していることや年収に関する条件などをクリアしなければならない場合もあるため、人によっては全く審査に通ることができないこともあります。

特に働いていても正社員ではなく、アルバイトやパート、契約社員といったような場合は収入の面で審査に不利な場合が多く見られていることから、ローンを組みにくくなっていると考えられています。

アルバイトやパートでの雇用、契約社員での雇用はもちろん収入を得ることはできますし、現状としては職にも就けているのでローンの返済が全くの不可能、ということではありませんが、正社員に比べて解雇される割合も多く、突然ローンの返済ができなくなってしまうというリスクが高いことが大きなポイントとされています。

比較的簡単に解雇することのできるバイトやパートとは異なり、正社員の場合は契約上簡単に解雇することはできません。そういった契約上の問題から正社員でなければローンを組むことができない、という結果になってしまうのです。

しかし、場合によってはアルバイトやパート、契約社員などの雇用でもローンを組むことができることもあります。ローンを組む目的やローンの借り入れ額によって差があるものの、職業や収入の状況から必ず返済できるような場合はローンを組むことが可能となっているサービスもあるので、まずは金融機関まで相談してみると良いでしょう。

ちなみに結婚式の費用に充てることのできる「ブライダルローン」などは、アルバイト、パート、契約社員でも利用することができる場合が多く見られています。職に就いていて一定の収入があることが条件ではありますが、銀行のブライダルローンでも正社員以外も利用可能であるところがありますから、一度問い合わせてみることをおすすめします。

挙式費用のためにローンを組みたい、と考えている若いカップルはとても多く、近年ではブライダルローンサービスを扱う金融機関も増えてきています。まずはアルバイトやパート、契約社員でも利用可能かどうか相談してみるようにしましょう。

また、学生アルバイトの場合は、旅行費用に充てることができる「トラベルローン」の利用も可能となっています。学生時代の思い出作りに卒業旅行に行きたい!という場合に適したローンですので、興味のある皆さんは利用してみてはいかがでしょうか?もちろん無理せず返済することが可能な金額だけを借りること、計画的に返済することは絶対です。後で自分の大きな負担にならないよう、ローンサービスは計画的に利用するようにしましょう。

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