バイト君、家を買う?アルバイト収入の申込者への金融機関の対応は?
アルバイト(またはパートタイマー)の収入でローンを組めるのかと問われれば、回答はイエスです。ただし、審査をパスする確率は非常に低くなります。不況が長引く現代にあって、アルバイト収入でも、継続した一定の収入と認める金融機関も存在します。
マイカーローンを組む場合ですと、カーディーラー提携のクレジットカード発行会社を利用すると、完済まで、車の所有者はカーディーラーとなります。車検証の所有者の欄には、カーディーラーの名前が記載されます。完済して初めて、所有者名義が自分の名前に変更となります。
是が非でも、所有者を自分にしたい人は、マイカーローンを銀行・信用金庫などの金融機関で組む事です。そうする事で、車検証の所有者の欄には、自分の名前が記載されます。ただ、所有者名を自分の名前にしたいと、そこまでこだわる事には余り意味がありません。
住宅ローンを組む際には、金融機関により、対応は異なります。上記の通り、アルバイト収入だけでローンを組む事は可能ですが、ローンを組める金融機関はごく少数に留まります。担保(不動産などの物的担保と保証人を立てる事による人的担保)を提出可能か、頭金の金額は幾らかなど、正社員が審査を受ける際でも厳しく審査されるわけですから、ましてや、アルバイトの場合は、審査は非常に厳しくなります。
それでも、一縷の望みをかけてローンの申し込みをする際には、必要事項は正確に、事実を記入しましょう。勤続年数や収入額を偽って記入しても、審査ですぐに嘘は判明してしまいます。結論として、アルバイトの身分で銀行などでローンを組む事は、非常に難しいのが現状と言えます。