「やっぱり一戸建てが欲しい!」、必読!マンション購入との比較の話
人生で最も高額な買い物と言える住宅は、購入に多額の資金が必要となります。一戸建てでもマンションでも、住宅ローンを組む事になる点では変わりありません。一戸建てとマンションの差異を挙げるならば、一戸建てのメリットとしては、土地が自分の物となる、リフォームなどがしやすい、騒音など、近隣住民とのトラブルが少ないなどの点が挙げられます。デメリットとしては、駅から遠い立地である事が多い、セキュリティ面での脆弱さなどが挙げられましょう。
マンションの場合、メリットしては駅に近い好立地である、一戸建てと比較して、相対的に価格が安い、セキュリティシステムが整備されているなどの点が挙げられます。デメリットとしては、物件により異なりますが年間10万円程度の管理費・共益費・駐車場代などが生じる、リフォームなどが行いにくい、上下階・隣の住民との騒音トラブルなどが起きやすいなどの点が挙げられます。
一戸建の購入とマンションの購入で、唯一相違点があるとすれば、一戸建てを購入する場合は、登記上の手続きに必要となる費用が、マンションと比較して高くなると言う点でしょう。
購入資金を銀行・信用金庫などの金融機関から融資を受ける際の金利も、一戸建てとマンションとで差異はありません。金利は、固定金利期間選択型、全期間固定金利型と変動金利型の3種類に大別されます。
固定金利期間選択型は、当初一定の期間は金利が固定設定され、その期間が終了すると、新たに金利を設定し直すと言う融資方法です。全期間固定金利型は、借り入れから完済まで、全期間の金利が固定設定されている融資方法です。
変動金利型は、金利変動の影響をそのまま受けます。金利は半年に1度見直されますが、返済額の改定は5年に1度で、改定後の返済額が以前の1.25倍以内に設定するように定められています。
3種類の金利設定の中では、固定金利期間選択型が、最も多く利用されています。2年、5年、10年など、融資を受ける側が選択した一定期間固定金利で返済を続け、固定期間が満了すると、金利を見直す方法が、最も金利負担の少ない方法とされているのです。
いずれにしろ、一戸建ての購入であれ、マンションの購入であれ、環境の相違点はありますが、金利、融資方法や返済方法などの点での相違点はほとんどありません。是非「マイホーム」購入にこだわる人であれば一戸建てを選択し、共同住宅でも構わないと言う人はマンションを選択すれば良いでしょう。