個人向けのフリーローン 目的にあった融資を受けよう
ローンと一言で言ってもいろいろな種類のローンがあります。住宅ローン、オートローン、教育ローン、カードローン、フリーローンなどがその例ですが、基本的には銀行や信販会社、消費者金融などから融資を受けることです。ローンを組んで融資を受けることのできる会社は数多くありますが、そのシステム、金利、審査基準などが異なります。
住宅ローンは家を担保にお金を借りるものですが、その条件は厳しく、通常は数十年にわたってローンを返済することになります。教育ローンは大学の学費を立て替えてくれて就職後に返済するというシステムになっています。オートローンは販売店ローンと自己ローンの二つがあり、販売店ローンは販売店を通して信販会社から融資を受けるという仕組みになっています。その他にも様々な目的別ローンがありますが、やはり不況の今、身近なのは個人による小口のフリーローンでしょうか。
ローン会社は銀行系、信販系、消費者金融の3つに分けられますが、いずれも個人に向けて小口の融資を行っています。銀行系は大手銀行が運営しているため金利が低いのが魅力ですが、審査は厳しく審査をクリアしても実際にお金を手にするまでには時間がかかります。また金額が大きくなると保証人が必要となる場合もあります。信販系はおもにカード会社のことです。
クレジットカードにはキャッシングサービスが付帯されていて借金をしているという認識が薄いままお金を借りている人が多いのではないでしょうか。消費者金融は以前のような高金利で貸し付けを行うことはなくなり、ダークなイメージは払拭されました。銀行の融資に比べると若干金利が高くなりますが、安心して利用できるようになりました。
ローン会社の審査では、年収や勤務先、勤続年数などをチェックされます。法律の改正により貸付限度額は年収の1/3までとなりました。年収を証明するために源泉徴収や給与明細の提出を求められたり、勤務先へ在籍確認が行われたりします。また過去の借入歴も重要です。ローン会社はお客の信用情報を共有しています。過去の借入状況、他社からの借入や返済事故などが細かくチェックされます。トラブルが発覚すると審査をクリアするのは難しくなります。
このようにローンを組み融資を受けることは簡単ではありません。その額が大きくなるほど審査は厳しくなります。また自分が返済できる範囲内で融資を受け、きちんと毎月計画的に返済していくことが重要となります。