ローンを組むなら金利を知って毎月の返済額を計算しよう!
不況の影響で最近ではローンがとても身近な存在になってきました。以前は銀行や消費者金融でローンを組むと借金をしてしまったというマイナスイメージを持つ人が多かったのですが、現在ではカードローンなど借金をしているという認識をあまり持たずにお金を借りられるようになりました。
ローン会社は銀行系、信販系、消費者金融系の三つがあります。銀行系は大手銀行が経営するもので資金力があるので金利が低いというのが魅力です。信販系はおもにカード会社です。現在ではほとんどの人が複数のクレジットカードを所持しています。クレジットカードには一括払い、分割払い、リボ払いがあります。
分割払いとリボ払いの場合金利は同じでも、返済のシステムが異なるため返済総額が違ってきます。リボ払いは毎月の返済額が一定ですが、返済期間が長期化すればするほど利息分を多く支払わなければならなくなります。
カード会社はこのシステムによって利益を得ています。消費者金融は今までは高金利や執拗な取り立てというとてもダークなイメージを持たれていました。しかし法律が改正され貸付限度額が年収の1/3までとなったことにより無理な貸し付けができなくなり、また金利も上限が定められ、むちゃくちゃな高金利というのもなくなりました。今では銀行と消費者金融が提携するケースもあり、その線引きもあいまいになっています。
ローン会社から融資を受ける場合、金利によって返済額は左右されます。そのため数多いローン会社の中から選ぶときにも重要な判断基準になります。各ローン会社のホームページには金利が詳しく表示してありますが、実際に毎月の返済額がいくらで、そのうち利息分はいくらかということなどはなかなかわかりにくいことがあります。
そんなとき便利なのがローン会社のホームページなどにある返済シュミレーションです。借入希望金額、返済期間、金利を入力して希望額を指定の期間(月数)で返済するときの、毎月の返済金額を算出することができます。あるいは毎月の返済額を固定して借入希望額を毎月一定の金額で返済するときの返済期間(月数)を算出することもできます。
このようにシュミレータを利用して実際の数字を算出することで返済の具体的なプランをたてることができます。きちんと金利や毎月の返済額を把握した上で無理のない借入をすることでその後のトラブルを避けることができます。