キャッシングローンに大きく関係している「金利」と「利息」の意味
キャッシングローンを利用する際に、よく目にする単語として「金利」や「利息」などが挙げられます。皆さんが金融機関からお金を借りる上で重要なものとなっていますが、意味をよく知らないという人も多いのではないでしょうか?ここでは金利や利息の意味について、詳しく見ていくことにしましょう。
「金利」は手数料の一つ
まず「金利」についてですが、これはお金が金融機関から皆さんの元へ動いた時にかかる手数料としての金額のパーセンテージです。金利は「利率」とも呼ばれ、金融機関のお金を皆さんが利用することに対する使用料とも言えます。金融機関はサービスの一貫として融資を行なっていますので、決して皆さんがタダでお金を借りられることはありません。銀行などのローンサービスは比較的金利が低くなっていますが、低金利でも金利を支払うことに変わりはないのです。
そして、このような金利は、主に「固定金利型」と「変動金利型」の2種類に分けることができます。固定金利型は借り入れ時から金利が変わらず返済していくことができるタイプで、変動金利型は金利が一定ではなく変動するタイプとなっています。直感的に考えると金利の変動がない固定金利型を選ぶことがお得なように感じるかもしれませんが、ローンサービスが低金利である場合や変動金利についてよく理解している皆さんの場合は、変動金利型を利用することもおすすめです。
もちろんどちらの場合も金利によるリスクはあるということをしっかり理解した上での利用となりますが、金融機関とよく相談しながら皆さんに合った金利タイプを選ぶようにしましょう。
分割払いの場合は「利息」に注意
では、同じような意味にも感じる「利息」はどのようなものなのでしょうか?利息は簡単に言うと、金融機関側の利益になります。金利もある意味では金融機関側の利益ではありますが、利息の場合は借り入れ期間が長くなるほど増えていくことが特徴となっているため、固定金利型などのタイプがある金利とはまた違ったものになります。利息は時間によって増えていく金融機関側の利益と考えてみると良いでしょう。
一般的にローンサービスの支払いは分割払い(リボ払い)になりますが、リボ払いで返済していくことによって、皆さんは利息を支払う負担が増えていきます。分割で返済していく期間が長ければ長いほど利息は膨らんでいきますので、利息がつかないようにしたい場合はできるだけ短期間で返済できるよう、計画を立てるようにしましょう。
また「利子」という言葉も目にしたことがあるかと思いますが、利子も利息と同様の意味を持っています。皆さんの立場から見てお金を借りている時に発生するものが利息、お金を預けている時に発生するものが利子です。つまり金融機関から借りているお金につくものは利息で、皆さんが銀行に預金しているお金につくものは利子というわけです。利息と利子は意味は同じですが、立ち場によって使い方が変わるので注意しておきましょう。