ローンは金利だけで選ばないことが大切

トータルのバランスを考えて、ローンは金利だけで選ばないことが大切

金利はローンを組む上で必ず支払わなければならないものですから、できれば金利の低い金融機関で融資を受けたいですよね。皆さんもローンを組む際には銀行をはじめとした様々な金融機関のサービス内容を比較した上で利用することかと思いますが、その場合、金利だけを比較しても結果的には総返済額が高くなってしまうこともあるので注意が必要です。

「金利が低ければトータルでも得なのでは?」と思う皆さんも多いかもしれません。しかし、ローンの種類によっては金利や元金を支払うだけではなく、保証料や事務取扱い手数料などの手数料を支払わなければならない場合もあります。手数料の有無については金融機関によって異なるため、少しでも手数料のかからない金融機関でローンを組むことも必要なのです。

これまで金利の低さばかりに気を取られていた皆さんは、各種手数料についても念頭に置いた上でローンサービスを選ぶように注意しておきましょう。ローンはトータルバランスを考えることが大切なので、金利だけで選ばず、様々な支払いを含めた総返済額を算出し、納得してから利用するようにしてください。

ちなみに一般的に銀行のローンは金利が低い分、審査が厳しいことが特徴的となっています。反対に銀行よりも大幅に審査の甘い消費者金融は多くの人が利用することができますが、あまりにも簡単な審査でお金を借りることができるキャッシング会社の場合は、安全性に問題があることが考えられます。

まずは安全に安心に利用できることが一番ですので、完済まで安心してローンサービスを利用したいのであれば、少々審査が厳しくても平均的には金利が低く設定されている銀行のローンサービスを利用することをおすすめします。

また、既にローンを組んでいる皆さんでも「繰り上げ返済」を利用することでお得にローンを返済することができるようになりますので、ローンを組んでいる金融機関に一度相談してみてはいかがでしょうか?まとまった資金を得たことによって、その資金を利用してローンを返済することが繰り上げ返済です。毎月の支払いとは別にまとめて返済することができるので、月ごとの返済額は変えずに効率良く返済することができる点が特徴的となっています。

さらに繰り上げ返済の手数料がかからないとなると、よりお得に返済することができるようになりますから、現在ローンを組んでいる皆さんでも繰り上げ返済を利用することによって返済期日を短くし、負担を徐々に減らしていくことができます。

もちろん、これからローンを組もうと思っている皆さんも、金利の低さだけに注目せず、保証料や繰り上げ返済の手数料がかからないことなど、返済のトータルバランスをしっかり考えてからローンを組む金融期間を選ぶようにしましょう。その際には返済計画も無理のないように立てること、必ず返せる金額を借りることに十分注意しておいてくださいね。

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